日本↔イタリア

今の、今、
ツアー一団が、全員無事に羽田空港に着いたとの連絡が入りました。
ボローニャは、朝の6時50分。
羽田は、お昼の1時50分?
よかったー
って、思いました。
ほんと、よかった。
僕が思ったのは、
「無事が一番、健康が一番」
って、いうことでした。
僕(ねてる)には、深刻な障がいがあります。
それで、随分と悔しい想いをしてきました、
今もしています。
「こんな体は、もう嫌だ」
って、昔も今も、思う日が、瞬間が、やっぱりどうしても、僕にはあります。
健康な人が、障がいがない人が、本当に、
本当に、羨ましく思います…
そして、
今、今の今、本当に、
ツアーのみんなが無事に羽田に着いた、
と聞いて、
本当、「ほっとした」僕がいます。
「無事が一番、健康が一番」
本当に、そう思うから。
……
僕は、きっともう、もしかしたら、発病前の僕には戻れないかも知れない、、
でも、この体で生きていく。
ひとりじゃ、とても耐えられない。
出来なくなったことが深刻で、、
でも、ひとりじゃないからやっていける「今」があります。
だから、本当に思うんです。
「無事が一番、健康が一番」
そして、
「友だち」「仲間」が、僕には必要だと。
……
今回のツアーは、
いわゆる「当事者」である僕が、
「団長」をやらせて頂きました。
そして、僕のパートナーは当法人、入職2ヶ月の長谷川さん。
決して、「強く優秀な」リーダーではなかったかも知れない。
ツアー参加者のみなさんに心配事をさせたかも知れない。
「当事者」であるねてると、
「新人職員(しかも海外初!)」の長谷川さん。
でも、
僕たちは、
みんなで、無事に、イタリアに行き、
視察研修をやり遂げて、
みんな無事に、日本に帰る!
を、達成することが出来ました!!
……
ほんと、よかった。
……
だから、
最後に、言いたいです。
障がいがあっても、
新人であっても、
リーダーをすることは出来るんだ
って。
「仲間がいれば、出来るんだ!」
って。
……
これまで僕ら障がい者や新人は、
健常者や、先輩についてゆくしかないって思っていた。
でも!
そうじゃない!!
【共にあること】は出来ますし、
仲間と共に、
達成することが、出来るんだ!
……
【共にあること】
それは、
障がいがあってもなくても出来ること。
新人であっても、ベテランであっても出来ること。
……
鍵が見えたって思います!
……
障がいがある人もない人も、このイタリアツアーに参加されていて、
みなさんがそれぞれに、なにかいいものを掴んで持ち帰った!!
(これから全国で、
報告会や、このツアーで持ち帰ったもののシェアが始まっていくと思います!)
ああ、よかった
って、思います。
……
ほんと、
支えてくれた当法人の皆んなに、感謝!
みんなが、いたから、ツアーを完了出来ました。
そして、
ツアー参加者のみなさんに、感謝です。
このメンバーだったからこその、達成です!!
……
…いつの日か、
この文章の読者のみなさんにもお会いしたいです。
その時は、また、
沢山のことを語りましょう。
大切なことをお互いに、交流させていきましょう。
その日まで、さようなら。
……
ボローニャは、今、
朝の7時半。
夜明けです。
増川ねてる