【10月7日】劇団員到着!!

いよいよ・・・今日がやってきました。

アルテエサルーテのメンバーが無事に来日しました。

まずはこうやって、全員が無事に到着したことを感謝しつつ・・・

 

今日は旅館でゆっくりと、

東京ソテリアや、宿泊場所のサポートイン南知多の運営をしているマザーズと

お互いを知り合う時間を持ちました。

 

目の前が海、という最高の環境で、

思わず秋の海に泳ぎ出す人がいたり、

近所のお寺まで法話を聞きに行ったり・・・

はじめての旅館スタイルに戸惑いながらも、

各々が楽しんでいてくれている様子をとても嬉しく思っています。

 

明日はいよいよ愛知県精神医療センター

ここから何かが始まる予感がしています。

 

東京ソテリア(塚本さやか)

 

 

【10月6日】いわくら病院

今日のメインはいわくら病院での交流会。

到着早々、多くの方に出迎えていただき、

その後病院内だけでなく岩倉地区の散策へ。

説明を聞きながら、この地の歴史に思いをはせました。

 

そして、いよいよ

ぐろーばる 生き方交流会

「自らの人生の主人公になる」

 

今回の企画の大きな価値は、この企画を病棟の中でできたということ。

フィオレッティ先生も仰っていましたが、

何かを変えようと思ったとき、その現場でアッセンブレアを開き、

直接対話しをするのは何よりも大切なこと。

病棟での開催に、外の人が病棟に入り、病棟の人はその変化を受け止め話し合いがはじまる。

しっかり数え切れてはいないですが、私が数えただけで80人はいたような・・・

 

そして、5月のイタリアツアーメンバーとの再会も。

 

ソテリアのイタリアとの相互交流を通じて、

新たなつながりがうまれ、広がっています。

とても意味があることで、うれしいことだと感じました。

 

その後は再び園家へ。

家族の日常の中に入れてもらって、ありがとう。

「幸せな日常」の時間をもらいました。

 

いよいよ明日はアルテエサルーテ到着です!

 

(東京ソテリア 塚本さやか)

 

 

 

 

【10月5日】いよいよ到着

いよいよボローニャから到着の日です。

朝8時、ボローニャ精神保健局局長アンジェロ・フィオリッティ先生と

アルテエサルーテの監督ナンニ・ガレッラさんが関西空港に到着!

 

お疲れもありつつ、でもお2人とも初めての日本!ということで、

まずは早速京都観光へ。

京都駅までは高速バスで1時間半。

京都駅からは同志社大学の3年生でイタリア語を勉強されている徳竹さんにご協力いただきました。

徳竹さんは今年5月のイタリア視察交流ツアーの際にも現地でお世話になりました。

同志社大学には、外国人に京都の観光スポットを説明するボランティアサークルがあるそうです。

徳竹さんもそのサークルの一員ということもあり、各所での説明が面白い!

日本語で聞いても面白く丁寧な説明なので、これをイタリア語で聞きながら観光できるなんてすばらしいな、、、と感動しました。

今回、劇団員が到着後はツアーを通して東京外国語大学の学生2名にもご協力いただきますし、東京滞在中はさらに3名の東京外国語大学生にご協力いただきます。

浜松では20名を超える静岡文化芸術大学の学生にもご協力いただきます。

浜松でのご協力は、イタリア語関係の通訳だけでなく、

作品の展示や、公演の照明音響など、多岐にわたり、またそれぞれが学んでいる専門を生かせるところにご協力いただきます。

今回のアルテエサルーテ招聘の活動の意味を深めてくださっている多くの学生に感謝しています。

 

そんなこんなをしているうちに、ドネガーニ先生(精神保健局元局長)とソテリアの栗原さんも京都に到着し、合流。

その後は買い物にもお出かけ。。

夜はソテリアのホームページや名刺などデザイン関係のお仕事をお願いしている園さんのご自宅へ。園さんのおうちはお寺なんです!

日本のお寺に宿泊です。

園さんには今回の展示のパネルデザインや、公演パンフレットにも協力いただいています。

 

ソテリアの活動理念を知り、私たちが何をやろうとしているのかを知り、そしてそれに共鳴してくださっている人で作り上げているこのツアー。

だからこそ、価値がある、意味がある、と感じています。

一人一人とのつながりが宝です。

 

 

明日は、いわくら病院での交流会の予定です!

また明日、ご報告を楽しみにしていてくださいね。

 

【10月4日】ドネガーニ先生の各地での講演

アルテエサルーテ招聘の先立ちまして

9月27日より前倒しで来日されたドネガーニ先生の全国講演ツアーが本日無事に終了しました。

福島⇒福井⇒(広島は今回残念でしたがぜひまた今後!)⇒鹿児島⇒千葉

とまわるスケジュール。

各地ではドネガーニ先生を囲んでの熱い議論が交わされていました。

 

私自身はこの講演ツアーには同行していなかったので、東京で各地の様子を聞いていました。

「今を変えようという熱意にあふれた方にたくさん会った」

ドネガーニ先生はそう話されていました。

 

講演だけでなく、各地のみなさんとの交流そのもの、

そして実際の現場の視察、多くのことをとおしてドネガーニ先生が感じた「熱意」。

「それがあれば「今」を変えられる」と。

 

イタリアの方々とこれまでもいろんな企画をしてきた中で私が毎回感じることは

その場その場を楽しもうとする姿勢、

緊急事態に強い、

臨機応変さが新しい展開を生む、

ということ。その場に必要とされていることを察知して、それにあわせて動くことは

時間通り予定通り動くことより重要なのかもしれない・・・(それはそうなのですが、それがなかなかできにくい日本の社会、そして自分自身に気づくのです・・)

 

いよいよ5日(金)には関空にフィオレッティ局長とナンニガレッラ監督が到着します。劇団員は7日(日)にセントレア着です。

以降、できるだけ毎日、この企画の動向を追えるよう、ブログをアップするつもりです。

 

今回、アルテエサルーテの劇には当法人の増川ねてるも出演します。

なんとねてるさんは役ももらったとか・・・!!

前のブログにもあるように、ねてるさんはこの稽古のこともあり

9月にボローニャに行っていました。

ねてるさんがプレゼントしたダルマには、出発前に劇団員たちが「目」を入れたそうです。

「公演が成功しますように・・・」

 

今回招聘にあたり、私が一番やり取りをしたルチアは日本には来ません。

24人という大きな人数の招聘ですが、

その裏にはもっともっと多くの方お力添えがあり、「思い」があり、

この企画がスタートしようとしていることを感じています。

ご期待を・・・   (東京ソテリア 塚本さやか)