アルテエサルーテ招聘【名古屋企画】

10月にイタリアボローニャよりアルテエサルーテ劇団を招聘します。

名古屋・浜松・東京で企画をしております。

まずは第一弾の名古屋企画のご案内です。

10月8日(月・祝)13:30開場 14:00開演

愛知県精神医療センター 城山ホール

基調講演・特別展示・劇団員との対話

 

ポスター案_最終版_裏_修正_データ圧縮

 

 

イタリアツアー報告会2018

今年度のイタリアツアー報告会をおこないます
イタリアのこと知ってみたいなあという方、ぜひご参加ください。
【ツアー報告について】

◯テーマ:

アッセンブレア~対話~「バザーリア法40周年のイタリアで観きたこと」

時:

平成3082(木)1845:~2045

 

◯場所:

スワンベーカリー落合店(東京都新宿区中落合1丁目6−21)

http://www.swanbakery.co.jp/shopguide/ochiai.html

 

◯タイムスケジュール:

1730  場準備

1800~ アペリティーボ ※1

1845~ アッセンブレアスタート ※2

2045  終了

2100  完全撤収

 

※1

報告の前に、ツアーに参加したみなさんとの再を楽しむことと、ツアーに来られなかった大熊さんと交流することを目的に食前酒を楽しむ場を設定しました。

アペリティーボの時間の文化を感じることを目的とするため、ツアー参加者の持ち寄りを基本とさせていただきます(飲みにならない範囲での飲食物に限る)。

ですので、ツアー参加者のみなさん!ワインなどなどの持ち寄りをお願いします!

2

今回のツアー報告は、対話を中心のにしようと思っています。

現地で私たちが聞いたこと・学んだことを冒頭で伝え、その内容からみんなで考えるにできればと考えています。

 

◯参加費:

1,500円(飲食費込)

◯飲食:

スワンベーカリーよりパンとコーヒーを準備していただけます。

◯申し込み:

不要ですが、軽食の用意の都合上、ご参加のお知らせをいただけましたら幸いです。

 

◯主催:

特定非営利活動法人東京ソテリア 職員会

◯協力:

福祉法人かがやき 就労センター「街」

 

◯ファシリテーター:

増川ねてる(東京ソテリアピアサポーター)

◯ゲスト:

大熊一夫(2008年バザーリア賞受賞,「精神病院を捨てたイタリア捨てない本」著者)

アッセンブレア_最終決定案_データ圧縮版

日伊共同就労支援プロジェクト 第2年度スタート

東京ソテリア、ボローニャAUSL(地域保健連合公社)精神保健局、社会的協同組合エータベータの連携による日伊共同就労支援プロジェクトの第2年度が5月よりスタートしました。

このプロジェクトは、主に就労継続支援A型 東京ソテリアエンプロイメントのメンバーと東京ソテリアスタッフ(支援員)がイタリア、ボローニャで生活しながら、障がい者や社会的弱者の就労の場である社会的協同組合にて、現地の精神保健局の利用者と共に職業訓練と就労を実施するという二つの国の壁を超えた画期的なプロジェクトです。

イタリアは、“精神病院のない国”として知られていますが、それでは、どのように地域精神保健サービスが機能しているのでしょうか? 「当事者」や「精神障害者」を個のアイデンティティとして優先せず、社会の中の「労働者」として主体を確立していく、イタリアの精神保健の歴史と現在を知る一つの鍵となるのが、社会的協同組合での働き方です。

 エータベータ社会的協同組合

ボローニャは、ヨーロッパ最古の大学が現存し、赤い煉瓦の建造物の中から聳え立つ塔を特徴とした中世の時代からの学術・商業都市です。

エータベータ社会的協同組合の前身は、1999年に現在の代表とその家族、彼らの周りのアーティスト達によって立ち上げられたアソシエーションでした。その後、障がい者やその他の社会的弱者の雇用措置を規定する法律381号に基づき、2006年、社会的協同組合として創立されました。現在は、調理、農業、木工・ガラス製品、クリーニングサービス、出版、社会・文化的イベントオーガナイズ等、多岐に渡る事業を展開しています。各事業において、専門技術指導員、もしくは、ボローニャ精神保健局-依存症局の就労支援サービスによる職業訓練期間を経て、雇用された経験豊富な組合員達が技術指導の役目を担っています。

私達の就労プロジェクトの現場であるエータベータ社会的協同組合のスパツィオ・バッティラーメと呼ばれる広大な敷地内の空間構成と機能は、中世ヨーロッパの修道院特有の自給自足と瞑想の世界からインスタレーションを得ているそうです。しかし、決して社会から孤立した場所ではなく、毎日、ここにいると人と物(生産物)、そして文化が絶え間なく流通していることを肌で感じます。      行政、大学、企業とも連携し、一般市場の中で生産価値を生み出し、同時に社会的なメッセージを発信しています。       他者とは異なる個々それぞれが、プロフェショナルとして働くこと、それがエータベータ社会的協同組合のメッセージです。

共に働き、共に食事をすること 

日伊就労プロジェクトは、調理を中心に行われています。毎朝、両国のメンバーは、8:30過ぎにプロ仕様の厨房に入り、着替え等の準備を行いますが、9:00から始まる朝のミーティングの前には、皆でエスプレッソコーヒーを飲むのが日課です。

それから、実際の作業へと移っていきますが、調理の材料の中心となるのが、敷地内の農園で収穫された無農薬の野菜であり、出来上がった料理が盛り付けられるのは、工房で     作られたリサイクルガラスのお皿です。魅力的なのは、生と再生が事業として一つの空間で循環しているところです。

この一年、東京ソテリアからこのプロジェクトへ参加したメンバーは、タリアテッレ、ラザニア、ボローニャ風ミートソース、フォカッチャ・・・等の沢山のレシピを学び、日本へそれらの経験を持ち帰りましたが、調理技術の学びだけではなく、日伊のメンバー間では、大陸、そして、言語や文化の違いを超えて共に働くこと、そこで生まれる共有を大切にしています。食は、一つの儀礼であり、美、そして、文化の根底であるという観点から、昼食の時は、一つのテーブルを皆で囲み、一緒に食事をします。

  

多目的機能をもつスパテツィオ・バッティラーメは、頻繁に行政や民間主催のカンファレンスやイベントが開催されます。自分達が社会に受け入れてもらうのではなく、自分達が市民、つまり社会を迎え入れ、歓待する。このような連帯と食を美として捉える考え方を根源とした時に”働き方“がどのように変わっていくのでしょうか?

この日伊就労プロジェクトには、多様な側面から見る課題と成果があります。今年度の展開を通して、個々のそれぞれの立場の経験と考察、そして、社会の中での共有のの契機となる事を期待します。

今日は雪景色!

昨晩は雪が降り積もり、ETABETAは銀世界。
あまりに寒すぎて、通勤中みんなで凍えそうでした!

3月からは春の陽気だという噂ですがどうなることやら…。

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さて、みんな勤務時間になっても集まらず…(毎回のこと)

30分過ぎても集まらず…(天気悪いと毎回のこと)

そうです。ここはイタリア。急な予定変更があっても時間通りに進まなくても待ち人が来なくても、Non c’e problem(問題ないさ)!

楽観的に生きる。和気あいあいと働ける。なんと呼吸のしやすいことでしょう。

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本日は日伊メンバー全員で7種類の小麦を使ったパンを試作することに。

そこで、ピザ職人(酵母料理の専門家)のRさんが登場!

お話を伺うと、Rさんは15年以上前からETABETAで働いているとのこと。そしてなんと、調理業務だけでなく工房でガラス皿制作にも携わっているそうです。

「“丸いものを焼く”という意味で、2つ(ピザ・ガラス皿)は同じようなものだよ!」と語るRさん。

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bty(美しい丸皿たち。)

ETABETAで、時折語られるのは、「ひとりひとりが、唯一の専門性にとらわれずに柔軟に働けるようになること」、そして「専門性以外の分野をも愛し、あらゆる手段や方法を学び、より良く生きる人間で在ること」。

Rさんはそれを体現している人なのかもしれません。そして彼だけではなく、ETABETAにかかわる多くの人(障害の有無、性別、年齢、国籍関係なく)が、それぞれの自分のサイズに合った「生き方」を模索しています。長い月日を経てピアサポーターとして活躍する人もいれば、「ここに来て初めて、(依存症や障害を持った)当事者と共生できる自分を知った」と語る人もいます。この場所が、固有の専門性やアイデンティティから少し距離を置いて「新たな自分の能力や可能性を発掘できる環境」でもある事を感じます。

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実は、あんなに奮闘したのに、時間不足で本日はパン生地を焼けませんでした…。ということで、お野菜のスープをいただきます

「明日こそは、絶対に食べられるよね!?」 そう願いながら、私たちは帰路に着くのでした。