動画 「世界精神保健デーに繫がる Covid-19をめぐるメンタルヘルスと 演劇・表現活動 − 2021年へ向けて −」

10月10日におこなった、イタリアボローニャとの共同企画、2020年世界精神保健デー普及啓発事業の内容を配信用にアップしました。

1.「 Italy Back to Japan」パオロ・カルヴェッエティ_イタリア文化会館長(2020年世界精神保健デー)

2. 「ボローニャ市から日本の皆さんへ 」マルコ・ロンバルド_ボローニャ市評議員(2020年世界精神保健デー)

3. 「Covid 19をめぐるメンタルヘルス」  アンジェロ・フィオリッテイ_指定討論:上島雅彦、新居昭紀、蓑島豪智(2020年世界精神保健デー)

4. 「地域精神保健サービスにおけるフィジカルスタンスとソーシャルディスタンス」 コンチェッタ・ピエトロバッティスタ 対談:増川ねてる

5.「 当事者の表現活動」 対談:松本直之 アルテ・エ・サルーテ劇団日本公演参加者体験談_ナンニ・ガレッラ監督と劇団員からのメッセージ_日伊による合唱(2020年世界精神保健デー)

6 .「2020年から2021年世界精神保健デーへ向けて」  イヴォンヌ・ドネガーニ(2020年世界精神保健デー)

世界精神保健デーに繫がる Covid-19をめぐるメンタルヘルスと 演劇・表現活動 − 2021年へ向けて −

2020年、新型コロナウイルスの世界的流行は、人類の生命を脅かし、終わりの見えない日々の中、グローバル化の産物として私達の「健康」への意識を大きく変容させました。未知なる感染症に対する個の不安や恐怖、フィジカルディスタンスは、情報の拡散と共に社会的不安となりました。 そして今、新たな生活様式、他者とのコミュニケーションのあり方、政治政策・経済・文化の新たな在り方と共に、新たな精神保健への提案が世界的な規模で強く求められ続けています。

このような中、東京ソテリアがイタリア文化会館、ボローニャ市、ボローニャ精神保健局(AUSL di Bologna)、アルテ・エ・サルーテ劇団とともに2020年10月に開催を予定していた日伊の精神障害当事者による演劇『マラー/サド』日本公演は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からやむなく2021年へと延期となりました。

困難な状況に向かい合いながらも、私達は関係各所の皆様と共に、今年度2020年世界精神保健デーにイベントを開催する意義を考えました。イタリア文化会館-東京をメイン会場として、大阪・名古屋・浜松・ボローニャをリモートで繋ぎ、変動の時代に求められる普遍的な人と人との繋がり、芸術の力、そして、メンタルヘルスの未来への課題と希望を日伊の共同企画でお伝えしていきます。


日時 2020年10月10日(土)
15:00~17:00
場所 メイン会場:イタリア文化会館-東京 アニェッリホール
東京都千代田区九段南2-1-30
メイン会場とボローニャ、名古屋、浜松、大阪の会場をオンラインでつないでリモートライブ形式で開催します。
プログラムは後日オンデマンド動画配信予定です。

参加申込

2020年9月20日より受付開始です
参加申込みフォーム


チラシのPDFファイルをダウンロード

2020年10月、アルテ・エ・サルーテ再来日! 「マラー/サド」再公演決定!!!

【お詫び】
アルテ・エ・サルーテ公演オーディションの結果通知について
9月中の通知とお知らせしておりましたが、
選考に時間を要しており、通知が遅れております。
10月中にはご連絡できるようにいたします。
もう少々お待ちくださいませ。

「ボローニャの精神保健における芸術活動を知ろう!」同時開催:公演オーディション

イタリアで、精神科病院の廃止を定めてから41年、医療や福祉の支援者はどのように革新を支え、当事者と家族、地域社会はそれをどう受け止めてきたのでしょうか。

東京ソテリアでは、2018年10月、ボローニャで活動するアルテエサルーテ演劇集団を招聘し公演活動をおこないました。その活動は大きな反響を呼び、2020年10月の再招聘再公演が決定しました。

マラー・サドの演目を東京・浜松・名古屋・大阪の4都市にて公演予定です。
今回は、アルテ・エ・サルーテ劇団とともに出演する日本からの参加者を募集します。

あなたもアルテ・エ・サルーテ劇団とともにマラー・サドに出演してみませんか?
ワークショップ形式のオーディションです。お気軽にご参加ください。

イタリアの芸術活動を体験できるような機会やイタリアの精神保健についても知ることができる機会です。第一部のみのご参加も可能です。ふるってご参加ください。

○日時・場所・定員(定員に達し次第締め切らせていただくことがあります)

終了しています

【東京】9月7日(土) 第一部:50名 第二部:15名
地域活動支援センターはるえ野(東京都江戸川区春江町2-41-8)
【浜松】9月11日(水) 第一部:50名 第二部:15名
ぴあクリニック内虹の家(静岡県浜松市北区根洗町537-2)
【名古屋】9月14日(土) 第一部:50名 第二部:15名
名古屋市演劇練習館[アクテノン](愛知県名古屋市中村区稲葉地町1丁目47番地 (稲葉地公園内))
【大阪】9月16日(祝月) 第一部:200名 第二部:15名
堺市立南図書館ホール(大阪府堺市南区茶山台1丁目7-1)

13:00 開場受付開始
【第一部】
(要申込。第二部にご参加の方は第一部もご参加ください。第二部に参加される方の支援者およびご家族の方のご参加も歓迎します)
13:30 ボローニャ精神保健の取り組みを知ろう
講演:イヴォンヌ・ドネガーニ(エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合機構精神保健局前局長)
14:00 「ソトに出るということ」放映
コメンテーター:
イヴォンヌ・ドネガーニ(エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合機構精神保健局前局長)
ナンニ・ガレッラ(アルテ・エ・サルーテ監督)
15:00 【第二部】
(申し込み制)
15:30 オーディション
17:00 終了

🔶第二部概要

○オーディションについて

・監督等との面談形式です

・簡単な病歴もお聞きすることがあります

○オーディションによる出演採用人数

採用人数 各地3名ずつ(4都市×3名 計12名)

○応募条件

イタリア語の能力や、演劇の知識経験は問いません。皆様のご応募お待ちします!

  • 18歳以上
  • 演劇に興味があること
  • 当事者(精神科受療経験がある者)、もしくは精神科医療従事者(医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、など)、もしくは学生
  • 担当医や支援者と情報交換をさせていただくことに了承いただけること
  • 主治医の理解を得られること
  • 2020年1月(愛知)および9月(ボローニャ)のリハーサルに参加可能であること
    (交通費および滞在費は当法人がご用意いたします)
  • 謝金等のお支払いがない旨了承いただけること
  • 以下、本番の日程いずれかに必ず参加できること
    東京  2020年10月9日(金)10日(土)
    浜松  2020年10月12日(祝月)
    名古屋 2020年10月14日(水)
    大阪  2020年10月17日(金)18日(土)
    ※東京・大阪公演に出演希望の方は2日間の出演が必須

○オーディションの合否について

数日後にご本人宛に通知いたします(当日その場では合否のお知らせができません)

○持ち物

  • ご自身の経歴書(顔写真添付)をお持ちください(書式は問いません。任意の様式で自由に記載ください。演劇を通して何を実現したいのかもお書きください)
  • 動きやすい服装でお越しください

○申し込み方法

終了しています

ウェブフォームからのお申し込みができない場合、下記の必要事項を明記の上、2020@soteria.jpまでメールをお送りください。→氏名、性別(任意)、年齢、住所、電話番号、FAX(任意)、メールアドレス、以下の中で該当するものを選択してください(医師/看護師/作業療法士/薬剤師/その他医療職/当事者/学生)

○申し込み締め切り

8月31日(土)
第二部は8月31日で締め切りました。
第一部はお申し込み受付を延長します!

○スケジュール

2019年9月 オーディション・出演者決定
2019年11月〜2020年2月 合同トレーニング・リハーサル@愛知
2020年9月 合同トレーニング・リハーサル@ボローニャ
2020年10月 公演本番
10月9日(金)10日(土) 東京:イタリア文化会館
10月12日(祝月) 浜松:クリエート浜松
10月14日(水) 名古屋:場所未定
10月16日(金)17日(土) 大阪:ビッグアイ
※上記の日程以外に、個人での演劇トレーニング・レッスンが必須となります。

【アルテ・エ・サルーテ】
エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合機構精神保健局の患者達によるプロフェッショナルな劇団である非営利団体

【マラー・サド】
「マラー/サド(マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者によって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺)」
フランスのシャラントン精神病院に収監されているマルキ・ド・サド侯爵が、患者たちを使い、フランス革命指導者であり、後にシャルロット・コルデーにより浴槽で刺殺されるジャン=ポール・マラーのドラマを描くという設定の劇中劇。実際に精神障害や社会からの疎外を経験した俳優達が、芸術的な感性と巧みな演技力で、革命、そして、人間としての自由を表現している。イタリア国内ならず、中国やスペインでの海外公演でも高い評価を得ている。
脚本:ペーター・ヴァイス/脚色・監督:ナンニ・ガレッラ/オリジナル音楽:サベリーノ・ビテ
制作:エミリア・ロマーニャ演劇財団 アレーナ・デル・ソーレ劇場(ボローニャ)、エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合機構精神保健局