【10月8日】愛知県精神医療センター

愛知県精神医療センターでは、

アルテエサルーテの招聘企画にあわせ、

福祉事業所のバザーもおこなっていただけ、

会場がとても良い雰囲気の中はじまりました。

 

病院の中で開催するこの企画、

病棟の方にも、働く方にも、地域の方にも多く来ていただきたい、

そんな思いを込めた企画でした。

 

フィオリッティ局長の講演はボローニャの精神保健を理解しやすく伝えていただき、

その後アルテエサルーテのパフォーマンス。劇の一部を演じてくださいました。

気迫迫る歌、メッセージ性の強いセリフ、音楽と表現がひとつになった素晴らしい舞台でした。

公演そのものは開催しなかったものの、その後会場との対話の時間も有意義でした。

今回多くの地域のボランティアの方に支えられての企画だったことも意味深いです。

その後の交流会も感動的。

 

ひとりひとりの心の中に何かが残り、明日へとつながっていける時間を持つことができました。

 

【10月7日】劇団員到着!!

いよいよ・・・今日がやってきました。

アルテエサルーテのメンバーが無事に来日しました。

まずはこうやって、全員が無事に到着したことを感謝しつつ・・・

 

今日は旅館でゆっくりと、

東京ソテリアや、宿泊場所のサポートイン南知多の運営をしているマザーズと

お互いを知り合う時間を持ちました。

 

目の前が海、という最高の環境で、

思わず秋の海に泳ぎ出す人がいたり、

近所のお寺まで法話を聞きに行ったり・・・

はじめての旅館スタイルに戸惑いながらも、

各々が楽しんでいてくれている様子をとても嬉しく思っています。

 

明日はいよいよ愛知県精神医療センター

ここから何かが始まる予感がしています。

 

東京ソテリア(塚本さやか)

 

 

【10月6日】いわくら病院

今日のメインはいわくら病院での交流会。

到着早々、多くの方に出迎えていただき、

その後病院内だけでなく岩倉地区の散策へ。

説明を聞きながら、この地の歴史に思いをはせました。

 

そして、いよいよ

ぐろーばる 生き方交流会

「自らの人生の主人公になる」

 

今回の企画の大きな価値は、この企画を病棟の中でできたということ。

フィオレッティ先生も仰っていましたが、

何かを変えようと思ったとき、その現場でアッセンブレアを開き、

直接対話しをするのは何よりも大切なこと。

病棟での開催に、外の人が病棟に入り、病棟の人はその変化を受け止め話し合いがはじまる。

しっかり数え切れてはいないですが、私が数えただけで80人はいたような・・・

 

そして、5月のイタリアツアーメンバーとの再会も。

 

ソテリアのイタリアとの相互交流を通じて、

新たなつながりがうまれ、広がっています。

とても意味があることで、うれしいことだと感じました。

 

その後は再び園家へ。

家族の日常の中に入れてもらって、ありがとう。

「幸せな日常」の時間をもらいました。

 

いよいよ明日はアルテエサルーテ到着です!

 

(東京ソテリア 塚本さやか)

 

 

 

 

【10月5日】いよいよ到着

いよいよボローニャから到着の日です。

朝8時、ボローニャ精神保健局局長アンジェロ・フィオリッティ先生と

アルテエサルーテの監督ナンニ・ガレッラさんが関西空港に到着!

 

お疲れもありつつ、でもお2人とも初めての日本!ということで、

まずは早速京都観光へ。

京都駅までは高速バスで1時間半。

京都駅からは同志社大学の3年生でイタリア語を勉強されている徳竹さんにご協力いただきました。

徳竹さんは今年5月のイタリア視察交流ツアーの際にも現地でお世話になりました。

同志社大学には、外国人に京都の観光スポットを説明するボランティアサークルがあるそうです。

徳竹さんもそのサークルの一員ということもあり、各所での説明が面白い!

日本語で聞いても面白く丁寧な説明なので、これをイタリア語で聞きながら観光できるなんてすばらしいな、、、と感動しました。

今回、劇団員が到着後はツアーを通して東京外国語大学の学生2名にもご協力いただきますし、東京滞在中はさらに3名の東京外国語大学生にご協力いただきます。

浜松では20名を超える静岡文化芸術大学の学生にもご協力いただきます。

浜松でのご協力は、イタリア語関係の通訳だけでなく、

作品の展示や、公演の照明音響など、多岐にわたり、またそれぞれが学んでいる専門を生かせるところにご協力いただきます。

今回のアルテエサルーテ招聘の活動の意味を深めてくださっている多くの学生に感謝しています。

 

そんなこんなをしているうちに、ドネガーニ先生(精神保健局元局長)とソテリアの栗原さんも京都に到着し、合流。

その後は買い物にもお出かけ。。

夜はソテリアのホームページや名刺などデザイン関係のお仕事をお願いしている園さんのご自宅へ。園さんのおうちはお寺なんです!

日本のお寺に宿泊です。

園さんには今回の展示のパネルデザインや、公演パンフレットにも協力いただいています。

 

ソテリアの活動理念を知り、私たちが何をやろうとしているのかを知り、そしてそれに共鳴してくださっている人で作り上げているこのツアー。

だからこそ、価値がある、意味がある、と感じています。

一人一人とのつながりが宝です。

 

 

明日は、いわくら病院での交流会の予定です!

また明日、ご報告を楽しみにしていてくださいね。