WAM事業の実施状況

(1)委員会の開催

マーク1(モノクロ仕様)本事業で実施する調査及びモデル事業の検討、および本事業の進捗管理を行った。
①開催日時:平成21年8月21日、9月18日、10月2日、11月6日、12月4日、平成22年1月22日、2月19日、3月12日(全8回)
②開催場所:五番館会議室(東京都江戸川区)
③委員構成:6名のうち自団体役職員2名

(2)調査研究の実施

①調査目的:服薬指導と医療機関との連携の実態を把握した。
精神障害者と家族のニーズを把握した。
②調査方法:実態調査(アンケート調査)
ニーズ調査(ヒアリング調査)
③調査対象:アンケート調査
東京都区部における共同生活援助サービス事業所1所

  • 当該サービスを利用している精神障害者6人
  • その家族6人

東京都区部における共同生活介護サービス事業所1所

  • 当該サービスを利用している精神障害者11人
  • その家族9人

愛知県における共同生活援助サービス事業所1所

  • 当該サービスを利用している精神障害者5人
  • その家族10人ヒアリング調査

東京都区部における共同生活援助サービス事業所1所

  • 当該サービスを利用している精神障害者6人

東京都区部における共同生活介護サービス事業所1所

  • 当該サービスを利用している精神障害者10人

愛知県における共同生活援助サービス事業所1所

  • 当該サービスを利用している精神障害者3人

④実施期間:

アンケート調査
平成21年9月より、各対象者につき2回実施した。
ヒアリング調査
平成21年10月より、各対象者につき2回実施した。

(3)モデル事業の実施

①目的:共同生活援助サービスにおける、利用者の服薬アドヒアランスへの介入の方法を明らかにした。
②実施方法:共同生活援助サービスにおいて、服薬指導、服薬に関するマネジメントを実施した。
③対象者:共同生活援助サービスを利用している精神障害者17人
④実施場所:東京都江戸川区2所
実施期間:平成21年10月より、両所とも6回実施した。

(4)シンポジウムの開催

①開催目的:地域生活における、服薬アドヒアランスの普及を図るため。
②開催日:平成21年11月7日
③場所:江戸川区グリーンパレス 大会議室
④対象者:

  • 共同生活援助サービス従事者
  • 精神科医療従事者、
  • 精神障害者とその家族
  • 地域住民(参加者134名)

⑤講師:アストリッド・ロセガー(ドイツ コンスタンツ大学)

  • 瀬戸屋雄太郎(国立精神・神経センター 精神保健研究所)-謝金・
  • 久永文恵(NPO法人 地域精神保健福祉機構)-謝金・
  • 那谷香織(地域活動支援センター えどがわ)-謝金・
  • 村上健(村上病院)-謝金・旅費対象-
  • 大熊一夫(ジャーナリスト)
  • 野口博文(当団体代表)

⑥開催準備:チラシを1000部作成・配布した。
⑦その他:江戸川区保健所の協力を得て行った。
来賓(江戸川区保健予防課)
後援(江戸川区、特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構)

(5)その他

調査研究の結果やモデル事業の経過、シンポジウムの情報等について、ウェブページを作成し、インターネット上に掲載し、一般市民に対する普及啓発を行った。
ホームページのURL:
https://www.soteria.jp/adherence(作成中です)

本助成事業に関する他の内容は下記を御覧下さい。

(独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」の助成事業)