EtaBetaで働きのこ ピタ編

 

說明、掃除のあとRadovan(ラード)さんにクロアチアの伝統的なお料理ピタを教えて頂きました。クロアチアではこのピタができるとお嫁に行けるなんていわれている料理だそうです。

ピタのレシピ
2リットル  :水
3.5キロ   :小麦粉(写真では4キロですが3.5キロ)
50グラム   :塩
10ミリ    :酢

クロスを敷いたテーブルの上に生地をひろげ具材を並べてクロスごと持ち上げてクルクルと棒状にしてこのあとオーブンにいれて出来上がりです。この完成品は翌日お客様に出すものなのでここまででこの日は帰宅しました。実際に私たちにもテーブルに生地をひろげたり、クロスを持ち上げて棒状にするのをみんなにやらせていただきました。作業がはじまると一気に歓声が上がりいろいろな言葉が飛び交います、作業を通してみんなの名前と顔が少しずつわかるようになってきた2日目でした。

お家に戻りましょう!

畑の説明のあとEta Betaの副代表ジョバンナ(Giovanna)さんが「家(casa)に戻りましょう」と言って戻られたのがとても印象的でした。Eta Betaを自分たちの家ととらえているのがとてもよいとおもいました。



「健康は権利でありその人の尊厳です、すべての人が健康であるべきだ」

このプロジェクトを提案してくださった精神保健局のドネガーニ(Donegani)先生のお言葉がとても印象的でした。
(いちごきのこ)

精神病院を捨てたイタリア捨てない日本

この日本・イタリア障害者共同就労支援プロジェクトに参加させて頂くにあたって精神病院を捨てたイタリア捨てない日本という本を教えてもらいました。この本を読むまでそのきのこはイタリアに精神病院がないことを知りませんでした、精神病院を捨てるという選択肢すら思い及ばなかったそのきのこが精神病院を捨てたイタリアという国になにをかんじるのか・・・
*この本の最後の方にソテリア代表の野口さんのことが書かれています、ぜひぜひまだ読まれていない方は読んでみてください
こちらで買えます!

Eta Betaで働きのこ 初日!

Eta Betaの施設を案内して頂きました。笑ってしまうくらいの敷地面積は3〜4ヘクタールなのですって。道の両側が畑で、様々の野菜が育てられ、ちょうど作業している人もおられました。

今回の日本・イタリア精神障害者共同就労支援プロジェクトのメンバー初の顔合わせです。このプロジェクトの説明、自己紹介、そしてこれからの展望などが話し合われました。はちみつきのこ様の絶妙な通訳のおかげで、おいてけぼり感全くなしの初顔合わせとなりました。

*このガラスのグラスは古い瓶の底の部分で作られています。ひとつひとつ違うのがとっても素敵です!