啓発シンポジウム
「ヤングケアラーにひと息つかせて」
開催のお知らせ
株式会社 マザーズ
弊社の事業につき、日頃よりご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、私たちは、障がい者・児への支援事業(名古屋市、津市)等の援用により、精神疾患をもつ親と子どもの「家族まるごと」支援の取り組みを行っています。
このたび、その一環として、標記のとおり、ヤングケアラー(若年介護者・児)をテーマとしたシンポジウムを開催することとしました。
厚生労働省によると、全国の中学生の17人にひとりは、大人の代わりに家事や介護といった家族の世話を担っています。
彼ら彼女たちの向き合う困難とプレッシャーは計り知れなく、何より、その大きな貢献について、私たちは認める必要があると考えています。
シンポジウムでは、ヨーロッパで始まった「ヤングケアラーアクションデー」を記念し、イギリスからの報告と、アジア・ミャンマーおよび日本国内における先駆的な実践の紹介をもとに、本年のテーマ「Give Me a Break(ひと息つかせて)」について、ともに考えてまいりたいと願っています。
つきましては、関係機関の皆さまにぜひともご参加を賜りたく、次のとおりご案内申し上げます。
日時 | 2025年3月12日(水)18:30 – 20:00 |
場所 | NPOアクセス (名古屋市西区那古野1-20-30 5階) オンライン (Zoomを使用します) |
定員 | 会場20人+オンライン180人 |
対象者 | 保育・教育、医療・保健福祉の従事者、 ヤングケア当事者とその家族、その他どなたでも |
参加費 | 無料 |
基調講演「ヤングケアラーの生きる世界 in England 2025」
- 演者
- Andy McGowan (ケアラーズ・トラスト 英国・ロンドン)
ケアラーのための、ケアラーとともにある慈善団体。無報酬の介護者が社会的に認知され、自身の生活に必要なサポートを生み出すことを目的としたキャンペーンを行っています。
- Andy McGowan (ケアラーズ・トラスト 英国・ロンドン)
意見交換「ヤングケアラーにひと息つかせるには?」
- 指定発言
- Htet Eain Khin(アウンクリニック・医師 ミャンマー・ヤンゴン)
高齢の祖父の介護をしつつ育つ。地域に根ざした精神医療の実現に向けた「権利に基づくアプローチ」を実践。WHOとの協働により、地域における性と生殖に関する健康サポートも行っています。 - Kon-kond Oo(NPOアクセス 名古屋市)
福祉サービスの枠を超えた地域包括ケアシステムにおいて、精神疾患をもつ家族およびヤングケアラーを積極的に受け入れています。 - ノグチユウタロウ(わっぱの会 名古屋市)
障害のある人もない人もともに育ち働く社会を目指して、家族による学習会などのピアサポート活動にも取り組んでいます。
- Htet Eain Khin(アウンクリニック・医師 ミャンマー・ヤンゴン)
- 進行
- イマハールみほ(株式会社マザーズ)
- 高田ゆき子(ソテリア大門)
第四回YCAD実行委員会
事務局 ソテリア大門 | 電話 050(3797)2801 | メール kodomo@soteria.jp
主催 株式会社マザーズ
共催 NPO東京ソテリア、NPOアクセス、株式会社シロシベ
後援 名古屋市(申請中)、愛知県(申請中)、ミャンマー大使館(申請中)