Eta Betaのガラスアーティストが手がけた作業所のオープニングパーティーに伺いました。3枚目の写真は創立当初(60年前)使っていた機械だそうです。壁には当時の作業していた方がたが描かれています。”記憶”というものをEta Betaだけでなくこの街はとても大事されます。井上ひさしさんの「ボローニャ紀行」にこんな風に書かれていました。
「古いものの前に立つと、歴史が、過去が、そして消え失せたはずの時間が、すべてのものが、一瞬に目の前へ立ち現れてきます。そのことによって、だれもが、自分が現代に孤立して生きているわけではないという真理を直感するんですね。そして自分が過去と未来をつなぐ役目を背負っているという責任を自覚します。大事なことは。こういったことがすべて人間を勇気づけるということです。」