高次脳機能障害・失語症の言葉と人をつなぐ朗読

令和6年度の江戸川区高次脳機能障害普及啓発講演会では、一般社団法人ことばアートの会代表石原由理氏をお迎えし、「朗読」を通して、高次脳機能障害・失語症をお持ちの方の言語回復を目指し、同じ経験を持つ仲間との出会いや交流により、自分自身の人生を取り戻すことについてご紹介いたします。

高次脳機能障害とは、脳卒中や事故などで脳の一部が損傷を受けた事が起因して、思考・記憶・行為・言語・注意などの、脳の高度で複雑な機能が低下した状態をいいます。意思疎通が難しくなったり、日常生活に影響が出るため高次脳機能障害を持つ人のための環境調整や周囲の障害理解が必要不可欠といわれています。

本講演会では、石原氏の基調講演に加え、石原氏主催朗読教室の生徒様による朗読の発表もお楽しみいただけます。さらに、石原氏と生徒様へのインタビューも行い、朗読がもたらす効果について深く掘り下げます。

ぜひご参加いただき、言葉と人をつなぐ朗読について学んでみませんか?


日時 12月8日(日)13:00~16:10
(12:30 開場・受付)
場所 タワーホール船堀 2階「福寿」  アクセス
定員 162人(会場のみ)

参加申込

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講師

 石原由理 氏

東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。演劇の戯曲翻訳家として、文学座、東宝、梅田芸術劇場など多くの作品に携わってきたが、2013年に脳梗塞を発症し、失語症を発症。自らがリハビリ課題として効果を実感した「朗読」を同じ失語症者のために広めたいとの思いから、2021年12月より「失語症者のための楽しい朗読教室」を始める。2023年3月に(一社)ことばアートの会設立。


スケジュール

13:00 開会挨拶
13:10 当事者講演 (講師:石原由理 氏)
14:20 絵本朗読 (ことばアートの会生徒様)
14:50 休憩
15:05 朗読体験者インタビュー
15:40 質疑応答
16:00 閉会挨拶(アンケート配布)
16:10 終了

情報保障:手話通訳、失語症要点筆記(事前申込)
主催:江戸川保健所、東京ソテリア
問い合わせ先:地域活動支援センターはるえ野
(担当:小野寺、黄(ふぁん)宛)info@soteria.jp
電話:03-5664-6070


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