R.I.P. Wacko

2024年11月3日、文化の日にソテリアハウスの愛犬ワコが15歳で息を引き取りました。

ワコは、決して「文化的」な犬ではありませんでしたが、彼の散歩コースで、道端の花や風の匂いをじっくり味わう姿はまるで詩人のようでした。

また、彼のユニークな個性は日常にも彩りを与えてくれました。特に、ソファの上で堂々とくつろぐ姿は、もはやメンバーやスタッフにとって「主」のような存在でした。

15年間、ワコは私たちにたくさんの笑顔と愛を与えてくれました。いつもそばにいて、元気な時も落ち込んでいる時も、変わらぬ優しさで私たちを支えてくれた彼。

ワコはきっと、天国でも新しい友達と一緒に楽しい毎日を過ごしていることでしょう。そして時折、こちらを見下ろしながら「ちゃんと笑ってるか?」と確認しているに違いありません。

これまでワコを可愛がり、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。彼の存在は私たちの心の中で永遠に輝き続けます。

これからもワコの思い出とともに、毎日を大切に生きていきたいと思います。 どうぞ引き続き、温かく見守っていただければ幸いです。

ノグチヒロフミ

世界精神保健デー 2024.10.10 in Nagoya

たたかわないメンタルヘルス
古代竜士フクイザー vs 負の烙印すてぐま


日程 2024年10月10日(木)11:00~19:00
場所 名古屋JRゲートタワーイベントスペース  アクセス

ショーのスケジュール

12:00 見えない攻撃、すてぐまに立ち向かえ!
15:00 名古屋の大人たちよ、ぼくとこころの握手を!
17:00 お父もお母も部長も部下も、ヒーローになれ!

同時開催 強かな(したたかな)人・ミャンマーの福祉菓子にこころ寄せて


古代竜士フクイザー

愛知出身の北陸ヒーロー
ことばの吃音に悩んだり、こころの鬱に向き合ったり…
そんななか自然の豊かな福井の魅力に助けられ、落ち込んでいたメンタルは回復していった
元気になった彼は、同じこころの病に苦しむ人たちを救うため、
ヒーローになることを誓った


最新情報はこのページに掲載します。


高次脳機能障害・失語症の言葉と人をつなぐ朗読

令和6年度の江戸川区高次脳機能障害普及啓発講演会では、一般社団法人ことばアートの会代表石原由理氏をお迎えし、「朗読」を通して、高次脳機能障害・失語症をお持ちの方の言語回復を目指し、同じ経験を持つ仲間との出会いや交流により、自分自身の人生を取り戻すことについてご紹介いたします。

高次脳機能障害とは、脳卒中や事故などで脳の一部が損傷を受けた事が起因して、思考・記憶・行為・言語・注意などの、脳の高度で複雑な機能が低下した状態をいいます。意思疎通が難しくなったり、日常生活に影響が出るため高次脳機能障害を持つ人のための環境調整や周囲の障害理解が必要不可欠といわれています。

本講演会では、石原氏の基調講演に加え、石原氏主催朗読教室の生徒様による朗読の発表もお楽しみいただけます。さらに、石原氏と生徒様へのインタビューも行い、朗読がもたらす効果について深く掘り下げます。

ぜひご参加いただき、言葉と人をつなぐ朗読について学んでみませんか?


日時 12月8日(日)13:00~16:10
(12:30 開場・受付)
場所 タワーホール船堀 2階「福寿」  アクセス
定員 162人(会場のみ)

参加申込

参加申込フォーム


講師

 石原由理 氏

東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。演劇の戯曲翻訳家として、文学座、東宝、梅田芸術劇場など多くの作品に携わってきたが、2013年に脳梗塞を発症し、失語症を発症。自らがリハビリ課題として効果を実感した「朗読」を同じ失語症者のために広めたいとの思いから、2021年12月より「失語症者のための楽しい朗読教室」を始める。2023年3月に(一社)ことばアートの会設立。


スケジュール

13:00 開会挨拶
13:10 当事者講演 (講師:石原由理 氏)
14:20 絵本朗読 (ことばアートの会生徒様)
14:50 休憩
15:05 朗読体験者インタビュー
15:40 質疑応答
16:00 閉会挨拶(アンケート配布)
16:10 終了

情報保障:手話通訳、失語症要点筆記(事前申込)
主催:江戸川保健所、東京ソテリア
問い合わせ先:地域活動支援センターはるえ野
(担当:小野寺、黄(ふぁん)宛)info@soteria.jp
電話:03-5664-6070


人形劇で表現するこころの健康ー私たちは何に抗うかー「ないた桃太郎」

江戸川区で精神障害者支援を行っているNPO法人東京ソテリアが、エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合公社精神保健局の患者達によるプロフェッショナルな劇団である「アルテ・エ・サルーテ」の人形劇団と、ミャンマーで地域精神保健分野で芸術活動を行っている精神科医を招聘して人形劇を公演します。公演には、日本の精神障害者も参加し、イタリアと日本の精神障害者による人形劇を、ミャンマーの舞台芸術を交え表現します。


参加申込

参加申込フォーム

午後の部はお申し込みを締め切りました


概要

日程  2024年10月13日(日)
会場  プーク劇場(東京都渋谷区代々木2-12-3)▶ アクセス
入場料 無料(要参加登録)
定員  各回 先着定員80名
演目 「ないた桃太郎」
作:松本直之(特定非営利活動法人東京ソテリア)
桃太郎に退治された鬼の子どもの人形が動き出し、精神病院に入院中の太郎に訴えかけるところから舞台は始まる。有名な昔話「桃太郎」と「精神保健」かけ離れたようにみえる2つの物語と日本・ミャンマー・イタリア3つの国による人形を通した表現が1つの舞台上で交差し、心の健康と社会のあり方について問いかける。世界精神保健デーという日にこの作品とともに心の健康についてみなさんと一緒に考え、話し合いたい。


プログラム

午前の部
11:00 開場
11:30 開演(上演時間45分)

午後の部(トークセッション付き回)
14:00 開場
14:30 開演(上演時間45分)
15:30 トークセッション(イタリア・日本・ミャンマー)
16:30 終了


協力
アウンクリニック、エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合機構精神保健局、La Baracca Testoni ragazzi (ラ・バラッカ・テストーニ・ラガッツィ)、Fondazione del Monte di Bologna e Ravenna (日本語表記:Del Monte 財団)、アルテ・エ・サルーテ APS、株式会社マザーズ、株式会社シロシベ

後援
東京都、厚生労働省、独立行政法人国際交流基金、ミャンマー連邦共和国大使館

助成
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[芸術文化による社会支援助成]
ATER Fondazione(日本語表記:アーテル財団)

イタリア
アルテ・エ・サルーテアソシエーションは、エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健機構精神保健局のサービス利用者である精神疾患を患う人々の自律性、生活の向上、アートやコミュニケーションの分野における就労、そして、精神障害への文化・社会的理解を目的に1999年に創立。このアソシエーションには、散文劇団、児童向け劇団、人形劇団、ラジオ番組制作局が所属し、エミリア・ロマーニャ州の「精神保健のための演劇プロジェクト」の一環として、活動を展開している。設立年月:1999年

ミャンマー
一般的な精神療法の概念にとらわれず、患者の表現活動に重点を置いたアウンクリニック。地域に開かれたデイケア室はさながら絵画のアトリエのよう。地域に根ざした精神医療の実現に向けた「権利に基づくアプローチ」は、WHO ベストプラクティスに挙げられている。


 


公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
[芸術文化による社会支援助成]

ATER Fondazione
(日本語表記:アーテル財団)

エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合機構精神保健局

アルテ・エ・サルーテ APS

La Baracca Testoni ragazzi
(ラ・バラッカ・テストーニ・ラガッツィ)

Fondazione del Monte di Bologna e Ravenna(日本語表記:Del Monte 財団)