ミャンマー地震被災者への支援活動について


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~東京ソテリアの取り組みと今後のアクションプラン~

2025年3月28日、ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震により、多くの方々が犠牲となり、今もなお多くの人々が避難生活を余儀なくされています。

特定非営利活動法人東京ソテリアは、これまでミャンマーで障害者の地域生活支援を目指して活動してまいりました。このたびの震災を受け、特に支援が届きにくい障害のある方々や社会的に弱い立場の方々に対し、寄付募集にとどまらず、さまざまな形での支援活動に取り組みます。


アンケート

2025年3月に発生したミャンマー地震で被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。私たちNPO東京ソテリアは、精神保健・精神障害者福祉の取り組みを行っております。今回の地震によって、特にこころの健康に影響を受けている方や、障害のある方がどのような困難に直面しているかを把握し、必要な支援につなげるため、このアンケートを実施しています。

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東京ソテリア 緊急支援アクションプラン

  1.  情報発信と啓発活動
    • 東京ソテリア公式サイト・SNSを通じて、被災地の現状や障害者の困難な状況を発信します。
    • 関係団体・支援者に向け、緊急レポートや学習会を実施します。
  2.  現地関係者との連携とヒアリング
    •  現地NGO、障害者団体、医療機関と連携し、必要な支援内容の聞き取りを行います。
    •  支援ニーズリストを作成し、迅速な支援につなげます。
  3.  物資支援(第二段階)
    •  現地物流状況が整い次第、食料・生活用品・医療品などの物資支援を実施します。
    •  福祉事業所や協力企業と連携し、障害者向け物資の提供を呼びかけます。
  4.  人的支援プログラムの検討
    •  現地安全状況を確認し、日本から福祉・医療スタッフの短期派遣プログラムを検討します。
    •  長期的には、日本とミャンマーの福祉人材交流・トレーニング事業に発展させます。
  5.  日本国内ミャンマー人コミュニティとの連携
    •  日本国内のミャンマー人コミュニティと連携し、家族・避難者支援、情報提供を行います。
    •  支援者ネットワークを拡げます。
  6.  政策提言・社会的発信
    •  日本政府および国際機関に対し、障害者・社会的弱者への重点支援を求める要望書を提出します。
    •  福祉系メディア等を通じて、障害のある被災者の困難な状況を社会に発信します。

最後に

東京ソテリアは、支援金だけでは届かない「声なき声」を拾い、必要な支援が届くよう、今後も多角的な支援活動を進めてまいります。

引き続き、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。