福祉・就労

【福祉・就労】がテーマの10月11日。

僕たちは、
精神保健センターで、
①【ボローニャでのIPS】の取り組みを聞き、
②【社会的協同組合】アグリベルデに行き、
③【社会的協同組合】マルチンペスカトーレの
→「デイケアセンター」カーザレッキオに行き
→「A型とB型の社会的協同組合」に行き、
④【デイケアセンター】タッソに行きました!
つまりは、つまり、
今日も沢山のところに視察に行ったわけですが、
印象に残っているのは、
各団体、各施設の人たちが、とってもあたたかく僕たちを迎えてくれて、
「これも、みていって」
「あれも、みていって」
と勧めてくれていたことです。
日本から来た僕たちに、本当に丁寧に、
見させてくれていたのです。
(その人たちの顔が、忘れられません……)
……
で、
何をみたのか?
僕が「そうだったのか!」と思ったのは、
サポートのその先には、
「社会」があるということです。
A型で慣れてきたら、
B型へ
(A、Bが、日本とは反対?で、
A型がリハビリテーション
B型が就労なんです、ざっくりと言えば)
という流れがある
とか、
デイケアセンターでも、
サービスは、個人によってのオーダーメイドなサービスで、
デイケアセンターメンバーになると「家族になる」んだけれども、
「家族だから、いつかは旅立っていかなければいけないのです」
とか、
IPSで、
支援者はバックにいて、
本人がする、ということをサポートしているんですよ
とか、
常に「社会へ向けて」その流れのプロセスをしっかりと捉えて、
今はこれ、
今はこれ、
と、やっているのが、
ほんと!
なるほど!! でした。
……
道筋を考えて、
「今はどこ?」をきちんと本人も、支援者もわかっている!!
それが、ほんと、いいな
って思いました。
そして、
これが、
「継続的な支援」ということか、
と思い、
イタリアで精神科病院をなくしてから作ってきた、
「連携すること」
が、あってこその達成なんだな、
と、思いました。
……
ひるがえって、日本。
どこまで、
「連携が作れているか」
「途切れさせない、プログラムが作成されているか」
が、考えるポイントと思います。
そして、
そのプログラムは、
「当事者中心で」
必要に合わせた、オーダーメイドで!!
ねてる