ボローニャ便り 11月15日

11月15日(木)

エータベータ就労8日目

ボローニャは一気に気温が冷え込み、本格的に冬が近づいてきました。

今日もエータベータで夜から始まるイベントがあり、その下準備のお手伝いです。

毎週木曜日は野菜料理のエキスパートのステファニアさんがエータベータに来てくれるので、野菜の料理を学ぶことが出来ます。

エータベータの皆んなはイベントの為夜忙しくなるので、時間調整で夕方から入るメンバーが多く、朝は数人のみの集まりでした。

今日も、昨日に引き続きイベントの為のヴェルッタータ(食べるスープ)を作る為に野菜を大量に切っていきます。

ヴェルッタータに入れるネギは玉ねぎと長ネギどちらでも良く、長ネギだと味が優しくなり、玉ねぎだとより繊細な味になると学びました。

お昼ご飯は普段は木工にいるラドさん(イベントのお手伝いでキッチンに来ていました)が作った3種のピザに、にんじんやチコリの炒めもの、生野菜のスティックでした。

鶏肉の皮のスナックもあり、不思議な味がしました。

 

 

 

 

 

 

夜はドネガーニ先生の友人の方からチケットを譲っていただきオペラLA FILLE DU RÉGIMENT(連隊の娘)を観にボローニャ市立劇場へ。

フランス軍の連隊に育てられた孤児のヒロインのマリーが両思いの青年トニオと再会するも、マリーが幼い頃に生き別れた実の母親のベルケンフィールド公爵夫人がマリーをパリに連れて行ってしまい…

といった、フランス・パリが舞台の全2幕のオペラ・コミック(喜劇)です。

オペラは人生初の観劇となりました。

開幕からコンサートのような素晴らしい演奏が始まり、俳優さん達の今まで聞いたことがない声量に圧倒され、細やかな演技に魅入ってしまい、時間が経つのもあっという間でした。

クスッと笑えるシーンも所々にあり、あっさりとした内容で初めての私にもとても観やすいオペラでした。

音楽と芸術の国イタリア!

BRAVO!

Nより