浜松2日目となりました。
午前中は、浜松市市民部 創造都市・文化振興課へ挨拶に行きました。
この日は、静岡文化芸術大学の高田教授にも同席いただきました。
昨年、浜松で公演を行った際も大変お世話になったため、 昨年のお礼と今回のオーディションについて、 来年の再公演に向けて話をすることができました。
当法人としても、浜松に活動の基盤がない中で、 どのように活動を行っていくか悩んでいたところ、創造都市・ 文化振興課の方々が快く協力をしてくださり、 大変お世話になっています。
ボローニャは、浜松市と同じく「ユネスコ創造都市ネットワーク( 音楽分野)」に加盟する創造都市です。浜松市とボローニャ市は、 2014年4月に音楽文化交流に関する覚書を締結し、 音楽家や青少年の音楽団体の交流、 音楽教育の関係者による教育法についての情報交換などを行ってき ました。また、 静岡文化芸術大学とボローニャ大学は2014年4月に交流協定を 結び、これまでに10人の学生の交換留学を行っています。
このように浜松市とボローニャは、ゆかりがあり、このアルテ・ エ・サルーテ劇団の活動にもとても協力をしていただいています。
今回のオーディションについても、大変意義がある活動であり、 今後も協力いただけるとのことでした。
午後からは、いよいよ浜松でのオーディションでした。
ぴあクリニックを会場としてお借りし、 オーディションとワークショップを開催しました。
第1部・第2部合わせて、約30名の方が参加していました。
会場内は、緊張した様子の方もいましたが、 ぴあクリニックのアットホームな空気に包まれ、 落ち着いた雰囲気でスタートしました。
第1部では、会場からたくさんの質問があがり、ドネガーニ先生・ ガレッラ監督と参加されたみなさんとのキャッチボールがたくさん ありました。
イタリア・ボローニャの取り組みについて詳しく知りたい!
アルテ・エ・サルーテについてもっと教えてほしい!
少しでも自分たちの現状を変えていきたい!
といった意見が多く、高いエネルギーを感じ、 ここから何か大きな物が動き出しそうでした。
オーディションでは、 今回もそれぞれ異なる魅力を持った方々が参加していました。
熱心に話す方もいれば、歌を歌う方もおり、 このオーディションにかける想いを感じました。
オーディションを待っている間の旗作りワークショップでは、 みんなで膝を突き合わせながら、 このオーディションに参加した想い等を語り合い、共有しました。
浜松でも、「このまま劇団を作ろう!!」 という声があがっており、 今後も協力し合いながら一緒に動きを作っていけたらと思います。
オーディションなので、 どうしても合格不合格が結果として出てしまいます。
ただ、あくまでそれは結果であって、 重要なのはこの場に一歩踏み出し参加してくださった勇気と
同じ想いを持った人たちと出会い語り合ったことだと思います。
今回、参加してくださったみなさん、 運営に協力してくださったぴあクリニックのみなさん・ 浜松サルーテの会のみなさん、本当にありがとうございました!
来年の公演が今から楽しみです!!!