精神科病棟の閉鎖、これからの地域精神保健福祉はどうあるべきか!? -精神保健福祉 意見交換会のご案内-

余寒の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
このたび、下記のとおり精神保健福祉 意見交換会を開催させていただきますのでご案内申し上げます。
意見交換会は、江戸川区内の精神科病棟の閉鎖にあたり、精神科医療・保健福祉従事者、行政、家族の方々にご参集いただき、地域の精神科医療・保健福祉に何ができるか、どうあるとよいか、それぞれの想いや意見をお互いに話し合っていくことを目的とします。
また、精神科病床の削減やACT(包括型地域生活支援プログラム)の立ち上げなどを実践した精神保健関係者をゲストにお迎えし、先駆的な地域の取り組みを知る機会にもなればと考えています。

この意見交換会を通して、参加された皆さまが、今後どのような役割にどのように取り組めるかを、一緒に考え持ち帰ることのできる場にしたく、ご参加をお待ちしております。


○ 日 時:2014年3月24日(月) 18:00~20:00
○ 場 所:タワーホール船堀 4階研修室(東京都江戸川区船堀4-1-1 ☎03-5676-2211)
○ 内 容:「入院医療から地域生活へ」

  • 地域で生活する精神障害者を支える医療と保健福祉の機能とは
  • 医療と保健福祉が互いに支え合うシステムはどうあると良いか
  • 保健福祉施設が医療機関と連携して果たす役割は?
  • 江戸川区でこれから創設されるべき資源は?

こうした課題を一緒に考えたいと思います。
○ 討論

  • 村上 健(村上病院)
  • 那谷香織(地域活動支援センター えどがわ)
  • 家族会・行政

○ゲスト

  • 大熊 一夫(ジャーナリスト「精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本」)
  • 吉田 光爾(国立精神・神経医療研究センター)
  • 久永 文恵(地域精神保健福祉機構:コンボ)
  • 櫻井 孝二(旭中央病院)  ほか

○ 申込み:定員40人(参加費無料)

3月7日(金)までに、以下あてにお電話またはE-mailをお願いします。
※定員に限りがあり、お申込み順(先着)に受け付けさせていただきます。

以上


本件に関するお申込み:地域活動支援センターはるえ野
☎03-5664-6070 ✉info@soteria.jp (担当:村上まで)


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チラシのPDFファイルはこちらから。


GOMA こころ展 突然描きはじめた絵画と日記

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平成25年度 江戸川区高次脳機能障害者支援事業

GOMA こころ展 突然描きはじめた絵画と日記

  • 日時 2013年12月21日 (土) ・ 22日 (日)9:00~18:00
  • 場所 タワーホール船堀1階展示室2 (東京都江戸川区船堀4-1-1)

高次脳機能障害により記憶を失い、突然はじめた絵画。先の不安を乗り越えるため、絵に向かい、絵を描くことによって救われた。「その日の思い出は消えたとしても、絵や日記は残ります。」そして、今もなお、日々を記録するように絵を描き続けている。


Event1

GOMA 講演会 障害を自信に変える―今の僕だからできること―
12月22日(日) 13:00~14:00
2階 桃源(バンケットルーム)
対談:長谷川幹 医師(三軒茶屋リハビリテーションクリニック院長)

Event2

特別上映 NHKBSプレミアム
『旅のチカラ”記憶の音”が響く大地へ~GOMAオーストラリア~』
12月22日(日)11:00~12:00, 14:30~15:30, 16:00~17:00
2階 桃源(バンケットルーム)


GOMA
(ディジュリドゥアーティスト・画家)
1998年 アボリジニーの聖地アーネムランドにて 開催されたコンテストにて準優勝。ノン アボリジニープレイヤーとして初受賞。
2009年 交通事故に遭い「高次脳機能障害」と診 断され活動を休止。事故後に始めた点描 画が評価され、各地で展覧会を開催。
2011年 音楽活動再開。
2012年 GOMAを主人公とする映画「フラッシュバ ックメモリーズ」が第25回東京国際映画 祭にて観客賞、第14回全州国際映画祭でNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。

長谷川幹
(三軒茶屋リハビリテー ションクリニック院長)
高次脳機能障害の専門医。在宅の 障害者と高齢者が、その人らしい 生活を自ら実践することができるよう支援中。「リハビリ医の妻が脳卒中になった時」「あせらず あきらめず 地域リハビリテーション」など著書多数。


問合せ

地域活動支援センターはるえ野
TEL: 03-5664-6070 E-mail: info@soteria.jp
平成25年度 江戸川区高次脳機能障害者支援事業
主催:特定非営利活動法人東京ソテリア・江戸川区健康部保健予防課


「高次脳機能障害とは、交通事故や頭部の外傷、脳梗塞などによって、脳に損傷を受けたために生ずる障害。「以前と人が変わったみたい」「なにもする気が起きない」「すぐに忘れてしまう」などの問題を引き起こす。厚生労働省によると、患者は全国に約三十万人、年間に数千人の新規発症があると推定されている。しかし、外見上では障害とわかりにくく、医療や保健福祉の領域でも十分に理解されているとはいえない。リハビリテーションには、医学的プログラム、生活訓練、職能訓練などが必要とされ、地域社会においても、正しい知識の普及が求められる。」

事業報告会のご案内「はるえ野での一年と将来の展望」

事業報告会のご案内「はるえ野での一年と将来の展望」本年度、地域活動支援センターはるえ野では、
相談支援、地域交流、退院促進、発達障害や高次脳機能障害への専門支援、ピアサポート等、
さまざまな取り組みをおこないました。
事業報告会では、わたしたちの活動の報告をさせていただき、あらたな年度に臨む計画について、
みなさまからのご意見も聴かせていただければと願っております。
この法人で運営する、障がい者ケアホーム、就労継続支援A型、ホームヘルプ、
その他の研究事業などについても、お話しさせていただきます。
ぜひ、ご興味をもっていただき、ご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

  • 日時:平成25年3月24日(日曜)13:30-16:00
  • 場所:地域活動支援センターはるえ野 交流室
    東京都江戸川区春江町2-41-8 [JR小岩駅または都営新宿線瑞江駅よりバス]
  • ☎03(5879)3312

報告の内容:

  • 地域活動支援センター「はるえ野」での取り組み
  • ケアホーム「東京ソテリアハウス」での取り組み
  • 就労継続支援「ソテリアエンプロイメント」での取り組み
  • ホームヘルプ「ふれにあ本舗」での取り組み
  • その他の研究事業「法的問題をもつ精神障害者への包括擁護モデル事業」
  • 次年度の展望
  • ご質問とご意見

※ご参加いただける際には、前日3月23日までにご連絡をいただきますよう、お願い申し上げます。
☎ 03(5879)3312 Fax 03(5879)3313 ✉ info@soteria.jp 受付:中西・永武まで

災害後の中長期的な心理的支援 -攻撃性・衝動性のコントロールを援助する-

東日本大震災から、まもなく二年が経過しようとしています。
被災した方々に向き合う皆さまには、避難生活にともなう環境や対人関係の変化への支援が続いている
ことと存じます。被災地の家庭や学校で、いま、なにが起きているでしょうか。
・・・復興が進まないことにたいするイライラ、
・・・以前の生活に戻る見通しが立たない閉塞感、
・・・自分が取り残されていくような焦り、
そして、仮設住宅での窮屈な日常と、つながりを失った孤独
複雑な感情は強いストレスとなって、それに反応するように、いままでより攻撃的な言動をもったり、衝動的な行動をしたりして、乱暴になっていると感じるときもあるのではないでしょうか。

講演会では、災害後の持続するストレスへの反応としての攻撃性・衝動性を主題として企画しました。
それにたいする海外での取り組みに関する最新の知見を得、仮設住宅・家庭・学校で心理的支援に向き合う皆さまの、新たな気づきに繋げていただければとおもいます。
開催時期も迫っておりますが、おおくの皆さまのご参加をお待ちしています。

  • 日  時:平成25年2月8日(金曜)18:30-
  • 場  所:アイーナ・いわて県民情報交流センター811会議室(岩手県盛岡市盛岡駅西通1-7-1)
  • 講  師:Jerome Endrass(スイス・チューリッヒ大学 教授)
  • 指定討論)Astrid Rossegger(スイス・チューリッヒ法務局 心理学博士)
    中長期的な支援に向けて -変化しにくいストレスに、心理士自身の感情をどう扱うか-
  • 参 加 者:災害後の心理的支援にかかわる専門職(定員30人)
  • 費  用:無料

講師略歴
Jerome Endrass(ジェローム・エンドラス)スイス・チューリッヒ大学教授[精神病理学]

  • 1996年 チューリッヒ大学病院にて精神科心理士
  • 2001年 アメリカ同時多発テロ事件の後、スイス外務省より緊急心理学者としてニューヨークへ派遣
  • 2003年 チューリッヒ法務局にて精神医学・心理学サービス主任
  • 2004年 ベスラン学校占拠事件の後、スイス開発協力庁より、人道援助の緊急心理学者としてロシアへ派遣
  • 2007年 チューリッヒ大学、コンスタンツ大学(ドイツ)で教鞭をとる

精神保健と暴力に関連する臨床研究を行っている。暴力と犯罪にたいするリスクアセスメント用具を開発し、暴力志向の高い者への治療的介入の有効性を評価している。

申込み・お問合せ:
東京ソテリア事務局
☎ 03(5664)6070
FAX 03(5664)6071
✉ info@soteria.jp