GOMA こころ展 突然描きはじめた絵画と日記

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平成25年度 江戸川区高次脳機能障害者支援事業

GOMA こころ展 突然描きはじめた絵画と日記

  • 日時 2013年12月21日 (土) ・ 22日 (日)9:00~18:00
  • 場所 タワーホール船堀1階展示室2 (東京都江戸川区船堀4-1-1)

高次脳機能障害により記憶を失い、突然はじめた絵画。先の不安を乗り越えるため、絵に向かい、絵を描くことによって救われた。「その日の思い出は消えたとしても、絵や日記は残ります。」そして、今もなお、日々を記録するように絵を描き続けている。


Event1

GOMA 講演会 障害を自信に変える―今の僕だからできること―
12月22日(日) 13:00~14:00
2階 桃源(バンケットルーム)
対談:長谷川幹 医師(三軒茶屋リハビリテーションクリニック院長)

Event2

特別上映 NHKBSプレミアム
『旅のチカラ”記憶の音”が響く大地へ~GOMAオーストラリア~』
12月22日(日)11:00~12:00, 14:30~15:30, 16:00~17:00
2階 桃源(バンケットルーム)


GOMA
(ディジュリドゥアーティスト・画家)
1998年 アボリジニーの聖地アーネムランドにて 開催されたコンテストにて準優勝。ノン アボリジニープレイヤーとして初受賞。
2009年 交通事故に遭い「高次脳機能障害」と診 断され活動を休止。事故後に始めた点描 画が評価され、各地で展覧会を開催。
2011年 音楽活動再開。
2012年 GOMAを主人公とする映画「フラッシュバ ックメモリーズ」が第25回東京国際映画 祭にて観客賞、第14回全州国際映画祭でNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。

長谷川幹
(三軒茶屋リハビリテー ションクリニック院長)
高次脳機能障害の専門医。在宅の 障害者と高齢者が、その人らしい 生活を自ら実践することができるよう支援中。「リハビリ医の妻が脳卒中になった時」「あせらず あきらめず 地域リハビリテーション」など著書多数。


問合せ

地域活動支援センターはるえ野
TEL: 03-5664-6070 E-mail: info@soteria.jp
平成25年度 江戸川区高次脳機能障害者支援事業
主催:特定非営利活動法人東京ソテリア・江戸川区健康部保健予防課


「高次脳機能障害とは、交通事故や頭部の外傷、脳梗塞などによって、脳に損傷を受けたために生ずる障害。「以前と人が変わったみたい」「なにもする気が起きない」「すぐに忘れてしまう」などの問題を引き起こす。厚生労働省によると、患者は全国に約三十万人、年間に数千人の新規発症があると推定されている。しかし、外見上では障害とわかりにくく、医療や保健福祉の領域でも十分に理解されているとはいえない。リハビリテーションには、医学的プログラム、生活訓練、職能訓練などが必要とされ、地域社会においても、正しい知識の普及が求められる。」

事業報告会のご案内「はるえ野での一年と将来の展望」

事業報告会のご案内「はるえ野での一年と将来の展望」本年度、地域活動支援センターはるえ野では、
相談支援、地域交流、退院促進、発達障害や高次脳機能障害への専門支援、ピアサポート等、
さまざまな取り組みをおこないました。
事業報告会では、わたしたちの活動の報告をさせていただき、あらたな年度に臨む計画について、
みなさまからのご意見も聴かせていただければと願っております。
この法人で運営する、障がい者ケアホーム、就労継続支援A型、ホームヘルプ、
その他の研究事業などについても、お話しさせていただきます。
ぜひ、ご興味をもっていただき、ご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

  • 日時:平成25年3月24日(日曜)13:30-16:00
  • 場所:地域活動支援センターはるえ野 交流室
    東京都江戸川区春江町2-41-8 [JR小岩駅または都営新宿線瑞江駅よりバス]
  • ☎03(5879)3312

報告の内容:

  • 地域活動支援センター「はるえ野」での取り組み
  • ケアホーム「東京ソテリアハウス」での取り組み
  • 就労継続支援「ソテリアエンプロイメント」での取り組み
  • ホームヘルプ「ふれにあ本舗」での取り組み
  • その他の研究事業「法的問題をもつ精神障害者への包括擁護モデル事業」
  • 次年度の展望
  • ご質問とご意見

※ご参加いただける際には、前日3月23日までにご連絡をいただきますよう、お願い申し上げます。
☎ 03(5879)3312 Fax 03(5879)3313 ✉ info@soteria.jp 受付:中西・永武まで

災害後の中長期的な心理的支援 -攻撃性・衝動性のコントロールを援助する-

東日本大震災から、まもなく二年が経過しようとしています。
被災した方々に向き合う皆さまには、避難生活にともなう環境や対人関係の変化への支援が続いている
ことと存じます。被災地の家庭や学校で、いま、なにが起きているでしょうか。
・・・復興が進まないことにたいするイライラ、
・・・以前の生活に戻る見通しが立たない閉塞感、
・・・自分が取り残されていくような焦り、
そして、仮設住宅での窮屈な日常と、つながりを失った孤独
複雑な感情は強いストレスとなって、それに反応するように、いままでより攻撃的な言動をもったり、衝動的な行動をしたりして、乱暴になっていると感じるときもあるのではないでしょうか。

講演会では、災害後の持続するストレスへの反応としての攻撃性・衝動性を主題として企画しました。
それにたいする海外での取り組みに関する最新の知見を得、仮設住宅・家庭・学校で心理的支援に向き合う皆さまの、新たな気づきに繋げていただければとおもいます。
開催時期も迫っておりますが、おおくの皆さまのご参加をお待ちしています。

  • 日  時:平成25年2月8日(金曜)18:30-
  • 場  所:アイーナ・いわて県民情報交流センター811会議室(岩手県盛岡市盛岡駅西通1-7-1)
  • 講  師:Jerome Endrass(スイス・チューリッヒ大学 教授)
  • 指定討論)Astrid Rossegger(スイス・チューリッヒ法務局 心理学博士)
    中長期的な支援に向けて -変化しにくいストレスに、心理士自身の感情をどう扱うか-
  • 参 加 者:災害後の心理的支援にかかわる専門職(定員30人)
  • 費  用:無料

講師略歴
Jerome Endrass(ジェローム・エンドラス)スイス・チューリッヒ大学教授[精神病理学]

  • 1996年 チューリッヒ大学病院にて精神科心理士
  • 2001年 アメリカ同時多発テロ事件の後、スイス外務省より緊急心理学者としてニューヨークへ派遣
  • 2003年 チューリッヒ法務局にて精神医学・心理学サービス主任
  • 2004年 ベスラン学校占拠事件の後、スイス開発協力庁より、人道援助の緊急心理学者としてロシアへ派遣
  • 2007年 チューリッヒ大学、コンスタンツ大学(ドイツ)で教鞭をとる

精神保健と暴力に関連する臨床研究を行っている。暴力と犯罪にたいするリスクアセスメント用具を開発し、暴力志向の高い者への治療的介入の有効性を評価している。

申込み・お問合せ:
東京ソテリア事務局
☎ 03(5664)6070
FAX 03(5664)6071
✉ info@soteria.jp

柳浩太郎「障害役者」を語る

柳浩太郎(やなぎこうたろう)は俳優集団D-BOYSのメンバーです。

2003年、ミュージカル「テニスの王子様」の越前リョーマ役で、主役に起用されました。

初主演ながら大成功し、これからの活躍を期待された、ちょうどその時、舞台稽古からの帰宅途中に、自宅付近で交通事故にあい頭部を強打。意識不明の重体となりました。

一時は、死を覚悟するほどの危険な状態でしたが、三週間後、奇跡的に意識を取り戻しました。その後、家族や仲間の励ましと、一年間のリハビリテーションを経て、驚異的なスピードで舞台に復帰しました。

この事故により、高次脳機能障害と呼ばれる後遺症が残りました。高次脳機能障害とは、頭部の打撲や脳卒中などで脳が部分的に損傷を受けたため、言語や記憶などの機能に障害が起きた状態をいいます。

俳優として、「セリフが覚えられない」「音程がとれない」などの障害を抱えながらも、障害があるがゆえの独特の存在感をいかし、映画・ドラマ・舞台など、多方面にわたって活躍をしています。

「言葉も動きも拙くたって、与えられた役の人生は生きられる。ボクは障害者であっても、ボクの夢をあきらめない。」(著書「障害役者」より)と、懸命に舞台に立ち続けるその姿は感動を集めています。

この講演では、交通事故からの復活と、それを支えた家族や仲間、また、障害をもつ者として、健常者とともに生きていくことの難しさ、素晴らしさについてお話しします。

 

概要
日時 2012年12月15日(土)
開場13:30 開演14:00
会場 東部フレンドホール
(江戸川区瑞江2丁目5番7号)
定員 300人 (車椅子席あり)
参加費 無料
申込み 予約制ではありません。当日会場で受付を行います。
問合せ 地域活動支援センターはるえ野
TEL 03-5664-6070
E-mail info@soteria.jp
主催 特定非営利活動法人 東京ソテリア
江戸川区 健康部 保健予防課
平成24年度 江戸川区高次脳機能障害者支援事業

チラシのダウンロード

高次脳機能障害とは?

高次脳機能障害とは、交通事故や頭部の外傷、脳梗塞などによって、脳に損傷を受けたために生ずる障害。
「以前と人が変わったみたい」「なにもする気が起きない」「すぐに忘れてしまう」などの問題を引き起こす。
厚生労働省によると、患者は全国に約三十万人、年間に数千人の新規発症があると推定されている。
しかし、外見上では障害とわかりにくく、医療や保健福祉の領域でも十分に理解されているとはいえない。リハビリテーションには、医学的プログラム、生活訓練、職能訓練などが必要とされ、地域社会においても、正しい知識の普及が求められる。